パフォーマンスを追いたいジレンマ!
身体を痛めない範囲で動かす方法は、基本的にケガのリスクを限りなく減らし安全にセルフケアを行える方法になります
しかし、セルフケアを通して体調が回復してくると動かしやすくなってくるので、つい頑張ってやりたくなりますが、解れ方は均一ではなく取り残された場所に力が集中してケガのリスクが発生したり、雪が解け落ちるようにポロリと解れる瞬間もあり、いつも通りに行っているのに急に痛める事があります
とても慎重に行っても同程度のリスクはありますので、少しでも違和感を感じたなら一度セルフケアを止め、違和感がすぐに無くなるか良く確認し、違和感があるようなら回復を待つなど慎重な対応が大切です
ただ、せっかく調子を上げているのに何も出来ないと言うのは勿体ないですから、違和感に影響のない場所を選んで運動やセルフケアを行い、回復を待つようにしたいです
痛みや違和感を無視して運動を続け悪化させてしまうと、悪化させた分だけ回復を待つ時間が増えてしまい、結果的に回復を遅らせる事になります
身体が馴染む時間
セルフケアを通して回復する過程では、血行不良の改善で周辺の細胞・組織が活性化、新陳代謝によって機能の回復が促されたり、普段行わない運動刺激が加わる事で、神経系が適応し使える筋繊維が増える等、動作を支える構造的改善と動作的改善等によって効率的な運動やセルフケア、日常生活を行える様になって行きます
解れムラがあると一箇所に力が集中し、ケガの原因となりますので逸る気持ちに負けず、しっかりと身体を馴染ませながら、無理なく、ケガなく、ゆっくりと運動やセルフケアを楽しんでください